いつも、レシピやキッチンスケール、計量カップを総動員?
後片付けが大変だし、洗い物も増えちゃうし…('_')
【目分量】を知って、いつものお料理をもっとスムーズに
感覚を磨けば、味付けだって、上達する♪
味付けが上手になるために大切なことは「目分量を覚える」ことです。
「どのくらい調味料を入れたら、どのくらい味が濃くなるか」という感覚が分かると
味付けは格段に上手になります。
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目で見て、大体の分量をはかること。また、その分量。目積もり。
「目分量で調味料を加える」「目分量ではかる」
目分量いろいろ。手で量る【手ばかり】。目で量る【目ばかり】
【手ばかり】は、両(片)手のひらや指先を使う。
和食で多用する味付け方法は「手ばかり」です。
塩少々とか、砂糖ひとつまみとかいうやつです。
例えば細く刻んだキャベツの千切り。
これを女性の手のひらに載せるとします。
片手に山盛りできる量が100グラム
両手だと200グラム
出典:調味料の計量
手指を使って
◇“塩少々”と“塩ひとつまみ”の違いは?⇒動画をご参考に。
◇かつお節・味噌の量は・・・お味噌汁で練習してみて♪
●4人分のだしの量(かつお節15~20g)
片手でふんわりひとつかみあるくらいがGOOD!
●みそ汁1杯分(みそ約15g)
親指と人さし指で作った円の大きさを目安にして
【目ばかり】は、卵(1個50g)が基準
◇“密度にムラのない食材”が条件ですが
目測で重量の検討をつけるのが「目ばかり」
これは「卵1個」を基準にすると分かりやすい。
卵1個の重量はおおよそ50グラム
卵の大きさと同じであれば「これは50グラムだな」
そのような感じです。倍の大きさなら100グラム。
密度にムラのない食材であれば不思議とピタリなのです。
カットした材料でも同じこと。
出典:調味料の計量
例:ひき肉50~60g。
計量カップの代わりに、【お玉】でも量れる
愛用のお玉の容量を知ろう
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家庭用のお玉では、50~100mlが一般的。愛用のお玉の用量を量ってみましょう。
計量スプーンがない時。液体は、どうやって量る?
ペットボトルのキャップは、1つで約7.5cc。
ペットボトルのキャップは規格が統一されていて、一つのキャップで約7.5cc入ります。
大さじ一杯の量は、15ccになるので、ペットボトルのキャップ2杯分になります。
また ティースプーン一杯の量は約5ccなので、ティースプーン3杯分の量でも大丈夫です。
「大さじ」とは、計量スプーン、「カップ」というのは、計量カップを指します。
“大さじ1杯:15cc、 小さじ1杯:5cc”では…。↓↓↓
“大さじ1杯:15cc、 小さじ1杯:5cc”では…。↓↓↓
大さじは、ペットボトルのキャップすりきり2杯分。
小さじは…♪ ↓↓↓
小さじは、ティースプーン1杯(およそ5CC)分。
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小さじの容量に、大体、みあいます。
調理の際に押さえておきたいポイントは
基本の調味料は"さしすせそ”
出典:www.instagram.com(@tomita_tadasuke)
料理(特に和食)の味付けの基本になる五つの調味料、また、それらを使うときの
順序を覚えるための語呂合わせとして、「さしすせそ」の語を用いる。それぞれ
砂糖(さとう)
塩(しお)
酢(す)
醤油(せうゆ、正しい字音仮名遣は「しやうゆ」)
味噌(みそ)
を指す。
なぜ、“さしすせそ”?↓↓↓
こちらをご参考に♪
"足し算はできても、引き算はできない"。薄味で作ろう。
合わせ調味料の【黄金比】をおぼえよう
和食って難しい!と思っている方。和食の基本の味付けには「黄金比」があるんです。
これさえ覚えておけば、味付けがぶれず、美味しい和食をつくることができますよ♪
"煮物は【10:1:1】"ご参考に。 ↓↓↓
合わせ調味料の黄金比を用いたレシピ集です。↓↓↓
味見をして、感覚を磨こう
【目分量】を実践してみよう♪
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紹介されている調味料の量⇒“大さじ○杯、小さじ○杯”を、
【目分量】に置き換えて、トライしてみよう。
【目分量】に置き換えて、トライしてみよう。
筑前煮
定番の「肉じゃが」「里芋の煮ころがし」。動画で練習してみよう。
◇「里芋の煮ころがし」
◇「肉じゃが」
おしまいに
日本には、昔から、道具を使わない量り方「身度尺(しんどしゃく)」がありますが、料理も同じこと。量るのが面倒と適当にやっていて、成功と微妙な失敗を繰り返していた方も、目分量の方法に慣れてくれば、いつもの和食も、必ず、安定のおいしさで仕上げることができますよ♪
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パンやケーキなど、正確な計量をしないと別物になってしまう…という場合もありますが、和食の幅は広いのです。
目分量とは? ↓↓↓